沖縄のダイビングライセンス取得におすすめの時期は？シーズン別の海況と特徴！

沖縄でダイビングライセンスを取りたいけど、いつ行くのがベスト？

そんな疑問を持つ方は多いはずです。

沖縄は年間を通してダイビングが可能な地域ですが、季節によって海の穏やかさ・透明度・水温が大きく変わります。

当店は、沖縄本島恩納村にあり、お店から近い場所にダイビングスポットもあります！
これからライセンス取得を計画する方は、ぜひ参考にしてください。

この記事では、沖縄本島を中心に、季節ごとの特徴や講習に向いている時期を詳しく紹介します。
また、冬の時期によく利用する講習ポイント「ゴリラチョップ」「レッドビーチ」についても解説します。

沖縄本島でダイビングライセンスを取るなら「5月〜10月」がベストシーズン

沖縄本島では、一年中ダイビング講習を受けることができます。
ただし、特におすすめなのは5月〜10月の期間。

この時期は海が穏やかで透明度が高く、快晴日も多いシーズンです。
水温も27〜30℃前後と温かく、長時間の講習でも快適に過ごせます。

一方で、冬（12〜2月）は北風の影響で潜れるポイントが限られます。
そのため、初心者の方には春から秋にかけてのライセンス取得が最もおすすめです。

シーズン別｜沖縄本島のダイビングライセンス取得におすすめ時期

春（3〜5月）｜講習をじっくり受けたい人に最適

春は海況が安定し、風も穏やか。水温は22〜25℃前後です。
観光客が少なく、インストラクターに丁寧に教えてもらえる環境が整っています。

5月中旬から梅雨入りするため雨が増えますが、水中の透明度は大きく落ちません。
「人の少ない時期に集中して学びたい」という方におすすめです。

夏（6〜9月）｜透明度・天気・気温すべてが最高のベストシーズン

夏の沖縄本島は、まさにダイビングのハイシーズン。
水温は27〜30℃と快適で、海も穏やか。恩納村や真栄田岬（青の洞窟）などの人気スポットも講習に最適です。

また、魚の種類も豊富で、カラフルな熱帯魚に囲まれながら講習できるのも夏ならではの魅力。

ただし、7〜9月は台風シーズンでもあるため、スケジュールには余裕を持っておくと安心です。

秋（10〜11月）｜快適に潜れる穴場シーズン

秋は水温が25〜27℃とまだ高く、海の透明度も抜群です。
夏の混雑が落ち着き、ゆったりと講習を受けられます。

10月以降は北風が吹き始めるため、恩納村や真栄田岬など西海岸のポイントが潜れない日もあります。
ただし、その際は北風を避けられるポイントへ移動して講習を続けることが可能です。

冬（12〜2月）｜透明度は最高、講習も可能

冬の沖縄本島は水温が21〜23℃前後。
海の透明度が非常に高く、クリアな景色を楽しめるのが特徴です。

ただし、北風の影響で西海岸の海況が荒れる日が多くなります。
そのため、冬場の講習では「ゴリラチョップ（本部町崎本部）」や「レッドビーチ（金武町）」で講習をすることが多くなります。

どちらも北風の影響を受けにくい地形で、穏やかな砂地が広がる初心者向けの環境です。
この時期のウエットスーツは5㎜の厚手のものになりフードベストと合わせるなど防寒対策をすれば、快適に講習を受けられます。

当ショップでOWD講習でよく案内をしている講習エリア

恩納村・中部

真栄田岬を中心に、講習や体験ダイビングが盛んなエリア。
水深が浅く、安定した海況の日が多いので初心者でも安心して練習できます。
砂地でビーチエントリーがしやすい谷茶エリアや、北谷町にある砂辺などその日の風向きにあわせて講習場所を選んでおこないます。

崎本部（ゴリラチョップ）｜冬場の講習に人気の北部スポット

本部町にある「ゴリラチョップ」は、北風を防げる穏やかな湾内ポイント。
駐車場やトイレも整備されており、陸上からエントリーできるため講習に最適です。

金武（レッドビーチ）｜東海岸の定番講習ポイント

金武町にある「レッドビーチ」は、東海岸に位置しており、冬場でも潜りやすいエリアです。
砂地が広く、水中スキル練習にぴったりです。
こちらもトイレがあり、陸上からエントリーしやすい場所です。
冬場は、ウミウシが多く生息しているので、マクロ好きのかたもダイビングしに来ますよ。

時期別にみるライセンスを取得のコツ

1. 混雑を避けたいなら春・秋
   ➡講習の予約が取りやすく、インストラクターとじっくり学べます。
2. 価格を抑えたいなら冬季
   ➡オフシーズンにはキャンペーン料金を設けるショップもあります。沖縄のホテルや航空券もオフシーズン価格になるのでトータルでお得になる。※お正月やクリスマスなどのイベントは高くなる傾向があります。
3. 天候リスクに備えるなら余裕のある日程を
   ➡夏は台風、冬は北風の影響で日程変更が必要になる場合もあるため、2〜3日の余裕を持って計画することをおすすめします。